[私の知り合いであり、尊敬する人物でもある方からのメッセージです]
[交通法規とは・・・?]
このページで、視覚障がいの子どもや者が歩く際の、道路や駅等の実態を記しています。
道路や公共の建物の中に、点字ブロックを敷き、視覚障がい児者の歩行の案内をさせる制度によって、どれ程の視覚障がい児者が助かっているのか、視覚障がいで無い方々には理解できないのかも知れません。
車を運転する者には、車を動かす際に決められた法があります。また、その車を停車・駐車する際にも、法によって定められていると思えるのです。そしてその道路に点字ブロックが敷設されていたなら・・・??
朝日新聞紙面より・・・
2014年7月20日午前1時ごろ、埼玉県本庄市児玉町金屋の国道462号で、覆面パトカーの追跡を受けていた、群馬県藤岡市鬼石に住む男の運転する車が、対向の乗用車と接触した上、道路脇の鉄柱に衝突、男は外傷性ショックで間もなく死亡した。対向車の男性も首などに軽いけが。
本庄署によると、男の乗用車が児玉町児玉のJR八高線踏切で一時停止しなかったとして、交通取り締まり中だった埼玉県警交通機動隊の覆面パトカーが停止を求めた。乗用車が速度を上げたため、サイレンを鳴らし、約1分間追跡したところで事故が起きた。現場は片側1車線の見通しの良い直線。交通機動隊は「追跡行為は適正な職務執行だったと考えています」とコメントした。
2014年7月20日正午過ぎに、私(視覚障碍老人)が、都内北区の道路上の点字ブロックに沿って歩いていた。何か圧迫感を感じた後に、点字ブロック上に停車していた車に衝突した。この箇所では違法駐車が多く、以前にも十条駅近くの交番に取り締まりを願い出ていた。
停車していた車の運転手は、少し離れた路上傍らの缶ジュース等の自動販売機に、品の補充に出向いていた。そして放置された車は、T字交差点から入ったところで、辻の角から数メートルしか離れておらず、右側に回り込むように曲がり角でもあったのです。このような路上の点字ブロックに沿って、ブロック上に乗っていたのです。
この日は、いつもと異なり行動の時間に余裕が有ったので、交番への取り締まり願いではなく、110番への連絡を選び、取り締まりを願った。
110番への連絡から12分以上経て、十条駅近くの交番に勤務する警察官が一人で自転車で到着。違法停車と思えるので取り締まりを願ったが、交番勤務の警察官では注意や車の移動を伝えられるだけで、道路法通報の取り締まりはできず、王子警察からの新たな警察官の到着を待つこととなった。
王子警察から警察官が到着するまでに、交番の警察官から次のような質問を受けた。
「110番にどのような方が連絡したのか記録したいので、住所と氏名・連絡電話番号を教えて欲しい。」と、でもこれらの問いに答えなければならないのだろうか?
以前のことであるが、どこかの県のある警察署で、ストーカーに困る女性がその対応法を相談し、住む所を変えることとなり、その転居先の住所を警察に教えた為に、ストーカー行為を繰り返していた男に知らせることとなり、女性は殺されたことがあった。このようなことを考えれば、110番に連絡した者が、その場にいるのであればこのような質問をする必要など有るとは考えられないのですが・・・?
それでも私は、繰り返される警察官の問いに答えることとなり、住所と氏名・連絡先電話番号を教えました。そして、連絡先を教えるので、今回の今後の結果を教えてもらえるようにお願いした。
パトカーで警察官三人が到着したのは、それから10分以上が経過していた。そして彼ら警察官の言うには、「何時から車が止まっていたのか? 何時に運転手が戻って来たのか? どれ程の間停車していたのか?」等の問いを私に投げかけた。
結局、警察官は取り締まることを選ばずに、運転手とその会社の上司に「強く注意を行う」ことを主張して、私を納得させようとした。
停車に関する法・・・。(道路交通法)
この法律において、次の各号に掲げる用語の意義は、それぞれ当該各号に定めるところによる。
十八 駐車:車両等が客待ち、荷待ち、貨物の積卸し、故障その他の理由により継続的に停止すること(貨物の積卸しのための停止で五分を超えない時間内のもの及び人の乗降のための停止を除く。)、又は車両等が停止し、かつ、当該車両等の運転をする者(以下「運転者」という。)がその車両等を離れて直ちに運転することができない状態にあることをいう。
十九 停車:車両等が停止することで駐車以外のものをいう。
第四十四条 車両は、道路標識等により停車及び駐車が禁止されている道路の部分及び次に掲げるその他の道路の部分においては、法令の規定若しくは警察官の命令により、又は危険を防止するため一時停止する場合のほか、停車し、又は駐車してはならない。ただし、乗合自動車又はトロリーバスが、その属する運行系統に係る停留所又は停留場において、乗客の乗降のため停車するとき、又は運行時間を調整するため駐車するときは、この限りでない。
一 交差点、横断歩道、自転車横断帯、踏切、軌道敷内、坂の頂上付近、勾配の急な坂又はトンネル
二 交差点の側端又は道路のまがりかどから五メートル以内の部分
三 横断歩道又は自転車横断帯の前後の側端からそれぞれ前後に五メートル以内の部分
四 安全地帯が設けられている道路の当該安全地帯の左側の部分及び当該部分の前後の側端からそれぞれ前後に十メートル以内の部分
五 乗合自動車の停留所又はトロリーバス若しくは路面電車の停留場を表示する標示柱又は標示板が設けられている位置から十メートル以内の部分(当該停留所又は停留場に係る運行系統に属する乗合自動車、トロリーバス又は路面電車の運行時間中に限る。)
六 踏切の前後の側端からそれぞれ前後に十メートル以内の部分
これらの他にも多々ありますが、皆様確認してください。
朝日新聞の報道によれば、深夜の1時ころに、八高線の踏切の一時停止違反を取り締まる為に、覆面パトカーから停止を求められながらも逃げようとした車が追跡されて、その結果として自爆のように事故を引き起こしているのです。
一方の駐車違反と思える車への対応は・・
運転者が車を離れて、缶ジュース等の自動販売機に品の補充を行うのに、どれ程の時間を要したのか警察官は尋ねたようなのです。
十八 駐車:車両等が客待ち、荷待ち、貨物の積卸し、故障その他の理由により継続的に停止すること(貨物の積卸しのための停止で五分を超えない時間内のもの及び人の乗降のための停止を除く。)、又は車両等が停止し、かつ、当該車両等の運転をする者(以下「運転者」という。)がその車両等を離れて直ちに運転することができない状態にあることをいう。
五分を超えて車を停車していたのか?していなかったのか?、この点に拘っているようなのです。缶ジュース等の自動販売機が、車からどれ程離れていて、品の補充にどれ程の時間を要するのか確かめれば、五分の時間経過を確かめることなどできると思えます。
運転者が、どれ程の間車から離れていたかが、確認できなくとも・・
二 交差点の側端又は道路のまがりかどから五メートル以内の部分
この項にも該当するのではないかと思えます。
これらの法の言わんとする内容に、指摘した車が該当するのか否かを警察官は判断できないのか? したくないようなのです。貨物の積み卸しで五分以上の停車をしていたのか?・直ちに車を動かす状況になかったのか?・交差点や曲がり角から五メートル離れていないのかいるのか?、どちらにも該当するにも関わらず、何故に取り締まりを避けようとしていたのか理解できません。
一時停止を怠ったことを追跡して、法を守らせようとする本庄署。明らかに違法停車もしくは停車でありながらも、その違法を糾そうとしない王子署。道路交通法とは、この程度に曖昧な法であったのだろうか?
あれは何時のことであったのか、JR鎌田駅前のアーケード商店街に入る道を横切るように、点字ブロックが敷設されています。このブロック上に車が止まり歩行の妨げとなっていました。駅階段傍の交番に、停車中の車に注意を行い、停車場所から外れるように指導を願ったが、警察官は交番から外を覗き、何の対応もしようとしませんでした。それを何故かと尋ねても、理解できないことを言っているだけで、私も時間がないので、そのままになったことも有りました。
そんなことの有ったアーケード商店街のあの点字ブロック上に、2014年7月26日の正午前にも、同じように停車して車が止まっているのです。鎌田(大田区)には、モラル有る警察官や商店店主はいないのでしょうか?
・ 道路法通報を初めとして、法の厳守はどうなっているのだろうか?
・ 法を守り指導する者の先に立つのが、警察官なのではないだろうか?
・ その場その場の都合の良い判断、そのような判断が行われるような法が何処にあるのだろうか?
・ 法の範疇ではなく、モラルを重視する社会となっているのだろうか?
・ モラルを重視した社会制度を願う国にするのであれば、寺社や宗教家を重視し、警察官などの人件費を無くすことを考えるできです。
→→ 法を守ることもなく、モラルも低下している現在、税金をかけての点字ブロックの敷設は、視覚障がい児者の為になっても、世の中には受け入れられていないのかも知れません。それを言うのも、警察官の対応や駅構内の出来事から感じることができるからなのです。
→→ 警察官は、何を目的に、何を根拠に、活動しているのだろうか? 上向き思考で上から目線、これが国民や住民の保安活動と言えるのだろうか? 疑問の多い法治国家です。
制度や法によって決められていることは、誰もが守り徹底するように指導をお願いしたいものです。
【今後の点字ブロックの敷設された箇所での、様々な出来事をこのサイトにて伝えていきたいと思います。】
2014年7月26日記