みなさまこんにちは。理学療法士の笹原です。
8月ももうすぐ終わりますが、まだまだ暑い日が続きそうですね。
食事・睡眠をしっかりとって、熱中症対策をしていきましょう!
今回の内容は「スクワット」についてです。
スクワットは股関節周りの筋肉を鍛える方法として有名ですね。
股関節周りの大きい筋肉を鍛えることで、基礎代謝の向上にも繋がります。
自宅でも手軽に行えるため、継続して取り組みやすい運動です。
当クリニックに来院される方の中にも、術前後問わず
「スクワットは行って良いですか?」とよく聞かれます。
結論から言うと、行って大丈夫です!
しかし誤った方法で行うと、
毎日続けているのに全然筋力がつかない...
痛みが出やすくて続けるのが大変...
など様々な問題が生じてしまいます。
なので、正しい方法でスクワットを行うことが大事です!
まず、スクワットの正しいフォームは下の写真のような状態です。
※チェックポイント
①膝がつま先より前に出ていないか
股関節をきちんと動かすことが大事です。膝の屈伸運動にならないよう注意してください。
お尻を後ろに突き出すようなイメージで行いましょう。
②反り腰になっていないか
反り腰の姿勢だと、股関節の可動範囲が狭くなり筋肉が鍛えづらくなってしまいます。
また、腰に負担もかかりやすく腰痛を引き起こす原因になりやすいです。
頭から腰まで一直線になるように行ってください。
以上が注意点になります。
正しいフォームできちんと行うには、股関節周りの筋の柔軟性が非常に大事です。
柔軟性がない状態で行うと、誤った姿勢になり効率の悪い運動になってしまいます。
正しいフォームにならない場合は、無理に行おうとせず、まずストレッチをきちんと行うようにしてください!