皆様こんにちは。
今回はリハビリテーション部の藤井が担当します。
「手術前のリハビリってなにするの?」と、疑問に思っている方はぜひご覧ください。
参考になれば幸いです
手術前のリハビリの狙いを簡単に説明すると、
術後早期の生活の改善速度を速めること、術後の合併症を予防することです。
行うことは大きく分けて2つあります。
- 手術までの間に、股関節の”動き”をよくするための自主トレの指導
- 手術後の生活における注意点、いわゆる”危険動作”の指導
手術決定~入院までの期間に行うリハビリの回数は、「3~4回」をひとつの目安としてください。
ただし、個人差があり、手術までの期間・筋力・関節の可動域・その他患者さまの背景などによってリハビリの回数は変動します。
客観的なデータではなく、私個人の経験談ではありますが、手術前に自主トレをコツコツ行うことで、術後の回復は早まるように感じています。
痛みを我慢して行うことはお勧めしておりません。無理のない範囲で、できる限りの内容の自主トレを理学療法士からご提案しています。
簡単ではありますが、手術前のリハビリについて説明しました。
手術前の期間から、しっかりと準備していきましょう!