2012-6-3~6-6の日程で石部基実先生の御厚意により、本年度も昨年の台湾に続き、【中国新疆ウイグル自治区ウルムチの新疆医科大学第一付属医院】に行ってまいりました。世界で最も海から遠い地の果ての都!ウルムチは新疆の政治・経済・文化の中心であり新のシルクロードの玄関口としても知られており、人口200万人の大都会です。葡萄の街でも有名です。中国の広大さを実感する成田空港からのフライトは8時間5分のロングフライトでした。病床数は3000床、整形外科医師50名(ドクター10名、研修医等)、手術件数は年間900件(人工股関節400件・人工膝関節500件)Prof.Cao.Li(サオ教授)を筆頭にチームを形成されており、1日に5件の手術を見学することができました。会食会にも招かれ50度のアルコールで歓迎されたことはツイッターでも記載しているかと思います。この様に海外と日本との違いは、選択と集中が確立されていることにより、より多くの患者さんを手術できることです。それにより、医師及びスタッフの技量及び経験値も上がりよりよい医療を提供することができることを改めて実感できました。今後もこのような機会が頂ければ積極的に参加し、海外の刺激を体験していきたいと思っております。
海外病院視察(新疆ウイグル自治区ウルムチ)
公開日:2012.06.03
最終更新日:2021.06.16