本日、東京ヒップジョイントクリニックに、私の恩師、石部基実クリニック院長である、石部基実先生から素敵なお花が届きました。心より感謝申し上げます。
私が、2010年~2014年の4年間北海道札幌市にて勤務させていただき、大変お世話になった恩師です。お礼の電話を差し上げた際、久しぶりに石部先生のお声を聞けて、札幌での勤務時代を思い出しました。その中で私が今でも心に刻み守っている石部先生の訓え、それは「守・破・離(しゅ、は、り)」です。
少林寺拳法
古く中国から伝えられた三つの訓え、つまり「守・破・離(しゅ、は、り)」。
・守‥‥師の教える通り、これを真似して自分のものとすること。
初期の段階では「こうやった方が簡単だった」、「こうやってもうまくいった」といったことではなく、師に教えられた通りのやり方を身につけることが大切。始めから自己流では大成しない。
会社でも、先輩上司に言われたことを無視したやり方をする者より、始めは言われた通りにして(出来て)、次のステップで自分はこういうように工夫してやりました、という者の方がはるかに有能なことが多い。まずは、師に言われた通りにやって、これを身に付けること。
・破‥‥教えられたことが身についたら、次のステップとして、自分なりの工夫を凝らすこと。
自分の身体的特徴を技に活かしたり、理に叶う範囲で崩して自分のものにするということ。これがないと上達しません。
・離‥‥元の技とは離れているが元の技の法理に叶ってはいる技に発展させるということ。
私が、東京都世田谷区にて開業し、そしてこの度、東京都千代田区にて移転開業した今でも石部先生からの訓えを守り、欧米式スタイルを継続しております。今後も更に精進してまいります。