皆様、GWいかがお過ごしでしょうか?
前半の雨風の悪天候から一転して、後半は晴天に恵まれそうです。
さて、【下肢のむくみ=浮腫】についてお話したいと思います。一般に腎臓病や腎不全、心不全、肝硬変などが原因と言われており、下肢静脈瘤やリンパ浮腫も原因の一つと言われています。
しかし、人工股関節手術後の 【下肢のむくみ=浮腫】 は通常とは違い、術後の内出血・腫脹によるむくみが影響します。入院期間中の10日間は、術前の痛みが嘘のようになくなり、非常に調子が良い状態で退院される方が多く見られます。調子が良い方ほど、退院後注意が必要です。比較的女性の方が多いため、退院後通常の家事をしたりお買い物に出かけるため、たくさん歩いたりした方は、入院期間中に引いてきた腫れ=腫脹が増大し、浮腫となって痛みを伴います。【入院中は調子良かったのに自宅に帰ったら、脚が痛くなりました!どうすれば良いでしょうか?】 というお問い合わせがよくきます。その場合、①活動量を減らしてください!、②安静にして患部をアイシングしてくだい!、③コロコロ、貧乏ゆすり、下肢挙上、水分摂取しトイレの回数増やしてください!・・・そのような回答をスタッフよりさせていだいております。手術後約1ヶ月間は、全ての患者様に 【下肢のむくみ=浮腫】 は出現しますので、調子が良くても活動量をあげずにストレッチ中心の生活を心がけて下さい。退院後検診(約6週間)には間違いなく生活スタイルは変化しますので、それまでは無理をせずにスタッフより指導させていただきましたトレーニングを継続してください。
皆様、良いGWをお過ごしください。