股関節の安定性を上げるためには?
股関節が上手に動くために大事なことは股関節が「安定していること」
股関節は屈曲・伸展・内転・外転・内旋・外旋…他それぞれが複雑に関与している動きなどあり、運動の自由度が非常に高いです
そのため股関節が不安定な状態であると余計な筋肉が過剰に働いてしまい股関節の状態を悪化させてしまうことがります
その安定性とは何でしょうか
一つ代表して指標にするべき点は「被覆率」です
これは大腿骨頭をどれだけ骨盤が被っているかを表すものです
下の図を見ていただき青のテープに注目してください
♦股関節中間位

♦股関節外旋位

♦股関節内旋位

青テープの見える面
外旋位 → 青テープの面が大きい = 被りが浅い
内旋位 → 青テープの面が小さい = 被りが深い
被りが深い = 骨を支える面積が大きい = 股関節の安定性が高い
安定性が保たれている状態であれば周囲の筋肉が頑張らなくてもよくなるため柔軟性も向上します
ただし、やり方を間違えてしまうと痛みのきっかけになってしまうのでセラピストの指導の下でエクササイズをしてみてください。