皆さま、こんにちは。
リハビリスタッフの吉田です。
節分を過ぎても厳しい寒さが続きますが、体調にはお変わりございませんか。
さて、皆さま、ヘルプマークを知っていますか?
ヘルプマークとは、
義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、または妊娠初期の方など、外見から分からなくても援助や配慮を必要としている方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることで、援助を得やすくなるよう、作成したマークです。(東京都福祉局のホームページより)
東京ヒップジョイントクリニックは、股関節専門のクリニックのため、多くの方が人工股関節置換術手術をうけております。
人工股関節の方は、外見からは分からないため、電車・バス内で優先席に座っていると怪訝な顔をされたり、席を替わるように言われかねません。
直接言われないまでも、無言の圧力を受けることもあるでしょう。
でも、ヘルプマークを付けていれば、周りの理解を得られやすいので、人工股関節の方には、ヘルプマークを付けることをお勧めします。
また、杖の使用についても、ある程度杖無しの歩行ができるようになっても、公共交通機関や人が多い商業施設等では、自分の身を守るため、周囲への配慮を求めるためにもお勧めします。
ヘルプマークの配布先
- 都道府県・市区町村役場の担当課窓口(福祉課など)
- 保健所・保健センター
- 福祉センター・市民センター・障害者相談センター
- 都営地下鉄各駅・都営バス各営業所(都内在住の方に限ります)など
■参考までに東京都のヘルプマークのサイトです
■お急ぎの場合、ダウンロードしてお使いいただけます。
寒さで身体が冷えると血行不良により痛みが悪化する事があります。
冷え予防には入浴がお勧めです。
入浴はリラックス効果があり、睡眠効果にも繋がります。
38℃~39℃ぐらいのぬるめのお湯でしっかり湯船に浸かることで身体の芯まで温まります。
人工股関節全置換術後で、入浴許可が出ていない方は、足湯をするだけでも身体全体が温かくなります。
身体を冷やさないようにして、寒い冬を乗り越えましょう。
