皆様こんにちは。看護師 三浦です。
暑い日が続いていますが、皆様体調崩したりしていませんか。
こまめに水分補給を行い、脱水予防に努めて暑さに負けないよう頑張りましょう♪
今回は、手術後のクーリング(アイシング)について説明させて頂きます。
ケガ直後や手術後の場合、患部は赤く(発赤)、熱(熱感)をもち腫れています(腫脹)。
手術後の炎症管理は基本的に冷やす(寒冷療法)ことを中心に行われます。
炎症管理を行うことで、
?痛みを緩和できる
?循環が良くなり痛みの物質が溜まらなくなる
?腫れが引けることで関節が楽に動かせる
?腫れによる筋萎縮を抑えられる
など、さまざまな効果があります。
特にアイシングは運動やリハビリ直後に行うのが効果的です。
理由として、運動により患部に負担がかかり炎症が増えるのを抑えられるためです。
クリニックで使用するクーリングの種類
氷嚢
アイシングマシン
アイスノン
注意して頂きたいのは痛みの原因によって“冷やす”のか“温める”のか違います。 まずは原因を知ることが重要となります。
冷やすのは、炎症症状があるときです。 炎症症状とは、発赤・腫脹・熱感・疼痛等がみられる場合です。 炎症症状がある場合に温めてしまうと悪化することがあります。
温めるのは、慢性的な疼痛の場合です。 このように“冷やす”場合 と “温める”場合の適応は違うため注意が必要しましょう。
みなさんも適切な対応をして痛みが悪化しないように注意してください。