皆様こんにちは、看護師長の山崎です。
5月に入り、気温上がる日が増えて暖かくなってきましたね。個人的には適度な暖かさのこのくらいの気温で一年過ごせると非常に嬉しいです(笑)
コロナ禍でなければ・・・とつくづく思うことが山のようにありますが、今は長い我慢の時、と思って過ごしています。
手術を受けられた患者様には、実体験を綴ってもらっている「患者様の声」(別の名を「体験手記」と私は言っています)へのご協力いただき、私達クリニックスタッフ一同大変感謝しております。この場を借りて御礼申し上げます。
この「患者様の声」、ただの感想文と思われている方もいらっしゃるかもしれませんが・・・
断言します!
決してそうではございません。
・どのような経緯を歩まれてこられたのか
・手術を決心したきっかけ
・手術前後のリハビリについて
・手術後、股関節の痛みはどうなったのか
・入院生活に関すること
・綺麗に歩けるようになったらしたいこと
などが専用のA4用紙に、平均2〜4枚にぎっしりと文字が詰まっております。
手術が必要なのは分かっているけど漠然と不安がある、○○○について不安がある、手術を決めたけど決心がつかない、術後の生活に不安がある、手術前から術後の流れを知りたい、などの色んな思いを抱えている患者様がいらっしゃいます。
そういった方には、実際に手術を受けられた患者様とお話しできるよう、可能な限りで調整をさせていただいたり、クリニック待合室の本棚下段にあります「患者様の声」をお読みいただいたりしております。
どちらも、『実際に治療を受けた患者様のリアルなお話』であること、『治療をこれから受ける患者様と治療を経験された患者様』という、同じ治療についてのことでもあるため、私達医療従事者から何かを言われるよりも、遥かに精神的不安を大きく和らげることができます。
「話を聞けてよかった」
「不安が少し取れました」
「患者様の声を読んで勇気もらいました」
「自分と同じような方がいて、その方が痛みもとれて手術を受けて良かったと書いてあったから、自分もそうなりたいと思った」
など
ほとんどの患者様がこのようにおっしゃっています。
また、術後の患者様からよく聞くのは、
「手術前は手術自体が不安だったけど、手術を決心して受けてよかった」
「手術を先延ばしにしていた時間(年月)がもったいなかった、早くすればよかった」
「手術前に既に手術を受けられた患者様とお話しできたから、安心して手術を迎えられた」
「患者様の声を読むことができたから、不安が和らいだ」 など
このようなお声を聞くたびに、私達も非常に嬉しく感じております。
また、術後の表情の変化!
手術前は痛みや手術という大きなイベントによる不安から表情の優れない方を多くお見かけいたします。
しかし、術後は入院中から表情に柔らかさが滲み出て明るくなられており、そのような変化が見られることも、私達にとって非常に嬉しい限りです。
最後になりますが、
「患者様の声」は、
・生の声→→定期的に開催している健康セミナーにて 次回開催は6/12(土)!
・文字という媒体→→クリニックにある患者様の声ファイル
この2つの方法で皆様に発信しています。
皆様のバイブルと称しても過言ではない、とすら思うほど、私達クリニック一同及びこれから治療を受けられる方への、非常に大切な、大切な、宝物です。
どうか、皆様の大切な時間から、1日も早く股関節痛をなくすことができますように・・・